海外へ出国する前にしておく行政手続き

海外へ出国する前にしておく行政手続き

こんにちは、ゆっこです。

カナダというか海外渡航前は、色々と準備がたいへんですよね。

荷物の準備とかもありますが、今日は市役所でする手続きについてお話します。

元公務員、行政手続きは本業です(笑)

 

手続きは必要か

まずは市役所でする手続きは何かですよね。

市役所でする主な手続きはこちら。

  • 国外転出届の提出
  • 国民年金の任意加入
  • 国民健康保険の資格喪失

 

それ以外にもあるんですが、ほとんどの方がする手続きのみご紹介しています。

これらの手続きをしなければ、どうなるか・・・海外滞在中も国民健康保険や国民年金の保険料を支払い続ける義務があります。

短期滞在者に関しては手続きの必要はありません。ただ、長期滞在者に関しては、この記事を読んで手続きが必要かどうかをよく考えてください。

 

行政手続きに必要なもの

市役所・役場でいざ手続きに行っても、証明書類などがなくて後日また行くなんて嫌ですよね。

そこで、先ほど説明した手続きに必要なものをご紹介。

これらは必ず必要なので忘れずに。

 

  • 印鑑
  • 身分証明書(運転免許証やパスポート)
  • 年金手帳
  • 国民健康保険証
  • マイナンバーカードまたはマイナンバー通知カード

※ 必要なものは市町村により異なるので、来庁前に各市町村ホームページ等にてご確認ください。

 

では、実際の手続きについて説明します。

 

 

国外転出届の提出

市町村によって呼び名は変わりますが、市民課や住民課窓口で提出します。

国外転出届を提出することによって、住基ネットワークに日本に居住していないことを記載されます。日本国内で引っ越しする時も、転出届等を提出しますよね。それと同じで、ただ国内が国外に変わっただけです。この届出をしないと、国民年金等の手続きができません。

 

ほとんどの市町村は、申請書が窓口付近にある記入机みたいな場所に置いてあります。私の市役所は、国外転出届という専用の書類はなく普通の住民異動届に記入しました。書類を記入したら、自分の順番が来るまで待ちます。もし、あなたが本籍地に住んでいて戸籍謄本や抄本が欲しい人は一緒に手続きすることをお勧めします。

順番がくると身分証明書の提示が求められるので、写真付きのもの(運転免許証やパスポート)を提示してください。また、この時にマイナンバーの返還手続きも行うのでマイナンバーカードまたは通知カードが必要になります。

マイナンバーは、日本に住民票がある人に与えられた番号なので、海外転出者は返還ということになります。しかし、海外滞在中にもマイナンバーが必要となる場面があるようで、書類上の処理のみで通知カードは自分の手元に戻ってきます。ただ、市町村によっては戻ってこないかもしれないので、必ず窓口で確認してください。

ちなみに、この返還処理されたマイナンバー通知カードは、帰国後、転入届を出した時に返却して新しい通知カードが送られてきます。帰国後の手続きまでは無くさないように保管してください。

 

これで、最初の手続きは終わりです。この時、市町村によっては手続きの流れが書いてある紙をくれるので、それに従って必要な手続きをすれば大丈夫です。

 

 

国民年金の任意加入

国民年金と国民健康保険のどちらが先でも関係ないです。ただ。私の市役所のレイアウトが市民課→年金係→保険課だっただけです(笑)

 

国外転出届を提出した人は、国民年金の加入資格は任意となります。

加入しなければ、海外滞在中は「みなし期間」として扱われます。

この「みなし期間」とは、正式には「合算対象期間」と言います。年金受給するために必要な資格期間(平成29年8月1日より10年以上)がありますが、海外に居住している日本人で任意加入をしなかった等の理由で期間を満たせない人のためにあります。受給額には反映されませんが、年金加入期間としてみなされます。

 

任意加入とみなし期間の違いは、保険料の発生と将来的にもらえる年金額です。みなし期間は、保険料は支払わなくていいですが、年金額は任意加入者より少なくなります。

 

 

国民健康保険の資格喪失

国民健康保険は、国外居住者は加入できません。社会保険等は、被保険者になれませんが条件を満たせば被扶養者になることは可能です。それについては、被保険者の勤務先等に確認してください。

 

国民健康保険は、海外転出日で資格喪失となります。

保険課の窓口では、資格喪失届出の書類を記入します。所持している保険証を返却するかどうかは市町村によりますが、紙で発行している保険証の場合は資格喪失日を修正してくれて、返却しなくていい場合もあります。

保険料は、手続きの時に保険料の再計算があるので過払い時は返金となります。

 

 

 

記入台写真 from photoac

 

まとめ

これで手続きは完了です。今回は、国民健康保険と国民年金のみお話しましたが、それ以外にも水道を止める処理や児童手当等の手続きがあります。

市役所って意外と待ち時間が長いですよね。そして色々な部署を行ったり来たりします。

疲れますよね。元職員の私でも疲れます(笑)だから、何度も行きたくない。

そうならないように、また、手続きを忘れて税金の未納・滞納や補助金等の返還等が起きないように、市役所でできる手続きは一度に終わらせましょう。

ただし、各市町村によって詳細がことなるので、各自で事前にホームページ等で確認をしてください。

最後に、公務員からのアドバイス

手続きで分からないこと、税金の支払い等について不明な事があれば、必ず質問してください。手続きを忘れていた等の理由での滞納や返金等のトラブルは避けましょう。

また、職員の知識が浅く手続きを間違っている場合もあります。実際に私は一時帰国中にマイナンバーの再取得処理で間違いがあり、私から指摘がなければ再取得できていなかったという経験をしました。

なので、市役所に行く前にTODOリストや質問一覧などメモを用意して、窓口で全部確認することをお勧めします。

 

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